マインド

FIRE目指してる?

こんにちは、すしかな夫婦のアツシです。

FIREという言葉を聞いたことはありますか?

僕はここ数年、自分で意識し始めたせいか聞くことが増えてきたと感じています。

人によっては「FIREって働くのがいやだから、ケチで退屈な生活してとにかく早く仕事やめたい人達でしょ?」みたいに思うかもしれません。

実際には経済的に自立できるからこそ、人生をさらに楽しめるのではないかなと推測します。

ということで、今日は僕の思う経済的自立と早期退職についてご紹介していきますね!

初めてFIREを知ったのは

始めて意識したのは、オーストラリアにて、家の購入を検討し始めた時でした。

▼オーストラリアで不動産を購入するときの初期費用が気になる方はコチラの記事へ!

不動産投資家がFinancial Freedom、Financial Independenceという言葉をよく使っているのを聞いて興味を持ちました。

FIREな状態になれば働いてもいいし働かなくてもいい。どこに住んでもいいし、平日も週末も関係なくなる。

経済的な不安がなくなるばかりか、基本的に嫌なことはしなくていいし、好きなことだけして生きていけばいい!

そんな夢のような状態があるのか!と目から鱗でした。

どうなるとFIRE?

FIREとは、働いて収入を生み出さなくても、株の配当や不動産投資などの収益のみで生活ができる状態指します。

不労所得のみで生活できるので、いつでもリタイアすることが可能で、

60歳や67歳など、年金支給開始まで待たずに、仕事をしなくても生きていける状態になることを指します。

4%ルールとは?

FIREを目指す上で、有名なのは4%ルールです。
4%ルールとは、資産全体の4%を毎年引き出して使っていくという手法です。

毎年、資産から投資で7%のリターンを得て、そこから4%分を引き出して使うというものです。

物価の上昇が平均年3%と仮定した場合に、投資からのリターンのみで生活ができます。

たとえば仮に1億円の資産を持っていたとして、700万円のリターン(税引後)があり、そのうち400万を使うというものです。

その年に物価が3%上がったとしても、資産は1億300万円残っているので、

インフレを踏まえても翌年も同じ資産ポジションでいるという考え方で、理論的には半永久的に4%を使い続けられます。

*人によって使って良いのは2%、3%、3.5%など意見は様々です。

FIREを目標にする人たちは収入を上げ、支出を下げ、投資のリターンを大きくして自分の必要な資産額を目指します。

そして、目標額に達した時に晴れてFIREとなります!🔥

ちなみにFIRE movementで有名な人といえば日本だと三菱サラリーマンさんです。30歳でFIREされていてブログなどもされています。

海外で有名な人といえばMr.Money Mustacheです。英語のサイトですが、ご興味ある方はどうぞ。

FIREを目標にした理由

僕たちがFIREを目指すことにした理由は、将来への不安を取り除くためでした。

投資を始める人は、Greed(欲)、もしくはFear(恐怖)に突き動かされる人に分かれると言われています。

僕は完全にFearの方で、日本にいた時は低い収入と、東京の高い物価が重なり将来がまったくイメージできませんでした。

オーストラリアに来てからは、ビザの不安にお金の不安が重なり、将来への漠然とした恐れがずっとありました。

ビザの問題が6年越しで解決し、ようやく将来をイメージし始めた時に、経済的自立というアイデアに気づいたのは、そういうタイミングだったのかなと。

それ以前にも聞いたことはあったのかもしれませんが、まったく意識に残りませんでした。

正直、自分たちが"来月オーストラリアにいられるか"すらわからない状況で、30年後をイメージするのは難しかったです。

こうして僕たちは不安を取り除くため、経済的自立を目指すことにしたのでした。

FIREとは心の安定

僕にとってFIREは心の安定をもたらしてくれるものです。

日本のブラック企業で働いていた時、心も身体もすり減っていくような感覚のような毎日・・・。

あの状態であと30年、40年、もしくは50年働くことを想像したら、鼻血がでそうでした(笑)

もし仮に経済的に不安がなかったとしたら?

無理に嫌な環境で働く必要はないし、会社にしがみつかなくていい

なにもしないことを楽しんだり、ビーチでビールを飲む毎日を送ってもいいわけです。(すぐに飽きると思いますが笑)

常に選択肢が自分の中にあるということは、精神的に安定する大きな要因になります。
自分がやりたいからやっている場合、物事に能動的に取り組めるし、満足度が高くなります。

心の安定は幸せな人生を送るのにとても大切

FIREとは選択肢

結論

FIRE、経済的自由(Financial Freedom)になることは、選択肢を手に入れること。

お金で幸せは買えないとはよく言いますが、お金は間違いなく人生を楽にしてくれます

自由な時間が増えるので、家族との時間をたくさんとれ、関係が良くなるかもしれない。

身体のために毎日エクササイズをしてみたり、ヨガをしてみたり。


住みたかった街に住んでみたり、1ヶ月旅行に行ったり。

地域の少年野球チームのコーチを引き受けて、平日の夕方に教えたり、病気になった友達の世話をしてみたり。


時間をかけてトレーニングをして、ずっと登りたかった山を目指してみたり。

桜前線を追いかけて日本列島を北上したり、毎日ルーブル美術館に入り浸っていたって大丈夫です。

働く必要がなくなっただけでこんなにもできることが増えます。

もちろん、買えるなら好きなものを買えばいいし、お金が足りなければ、さらに働き続けて手に入れることだってしていいのです。

ほとんどのことは自分がやりたいかどうかで選べるようになります。

経済的自由になることでこんなにもたくさんの選択肢が得られます。

早期退職はオプション

FIREはもしろん早期退職を意味していますが、僕は必ずしも引退する必要はないし、
むしろスキルや興味を活かしながら適度に働くことが、幸せにつながるのかなと思っています。

FIREを目指す目的は、突き詰めると幸せになること。

働くこと以外に幸せを感じるのであれば、もちろんすすんでやるべきだし、働くことが楽しかったり意義を感じるのであれば、それを続けない理由はありません。

個人的には自分が意義を感じることを、自分の経験や強みを活かしながら、社会や未来の子供たちに貢献できるのは、とても大きなやりがいになります。

そして、それは歳を重ねると生きがいとなり、結果として自分の健康や幸せに繋がっていくのです。

現在の僕の目標は、数ヶ月働くごとにホリデーをとってどこかへ出かけること。

そのためにお金が必要なので、資産の運用で最低限の生活費は確保しつつも、稼ぎ続けるのがバランスがいいのかなと今は思っています。(FIREになったことがないのでどうなるかはわかませんが笑)

FIREしたとたん、毎日朝からNetflixばかり見て、昼からお酒を飲むような生活はあっという間につまらなくなるはず。

働くというチョイスは、幸せになるために大いにアリだし、早期退職はあくまでオプションで、それを選ぶのは自分なのです。

まとめ

「もし明日から働かなくてもよくなったらあなたはなにをしますか?」

「小さいときにやりたかったことで、あきらめていたことはありませんか?」

「あなたのバケットリストは実現できたらいいなといってあきらめていませんか?」

ココ

もしそれらのことができると思ったらワクワクしませんか???

僕にはやりたいこと、行ってみたい場所、食べたいものがたくさんあります。


妻と一緒に経験してみたいことも、両親に見せてあげたい景色もたくさんあります。

そして、自分自身、なりたい自分がいます。経済的に自立して選択肢を手に入れることはその手助けになります

どの状態をもってFIREとするかは人それぞれです。年間1億円あると幸せな人もいれば50万円もあれば十分という人もいるかもしれません。

人によって幸せの感じ方は様々です。

自分たちにあった幸せを見つけることが1番大切だと僕は思います。


もしもFIREに興味がわいたのなら、自分自身やパートナー、家族にとって、
何が幸せをもたらしてくれるのかを考えたり話しあってみてはいかがでしょうか(^^)?

ABOUT ME
すしかな夫婦
すし(夫)とかな(妻)の日本人夫婦。2013年、ワーキングホリデーで渡豪。学生を経て、2019年に夫婦で永住権を取得。愛犬ココとクイーンズランド州の田舎で生活中。
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