オーストラリア生活

オーストラリアで犬を飼うときの費用

こんにちは、かんなです。

最近、私たちの友人がpuppyを家族に迎えたのですが、年間でどのくらい費用がかかっているのかを聞かれました。そこで私たちが愛犬を迎えてから今までにかかった費用をまとめたのでシェアしたいと思います。

これはあくまで私たちのコストであり、犬種やまた猫や鳥の違う動物によって金額が異なると思いますので参考程度に見てみてください。

初期費用

購入価格

これは金額の差が犬種やどこで引き取るかによってかなり異なってくると思います。

私たちの場合は愛犬を生後8週間で引き取ったのですが、犬種はミニチュアフォックステリアで、$550でした。
この費用の中にはマイクロチップ(microchipping)と1番最初のワクチン(vaccination)の費用が含まれていました。

愛犬のCoco

Vet(動物病院)での費用

この中には以下の経費が含まれます。

ワクチン(vaccination)

ワクチンは我が家の愛犬は生まれてから約8週間、12週間、16週間の時に接種しました。

ワクチン費用

・8週目 $0(購入費用に含まれていたため)

・12週目 $168

・16週目 $217.8

なので合計で$385.8でした。もしかしたら行きつけのVetによって値段が少し変わるかもしれません。

避妊・去勢費用(de-sexing)

我が家の愛犬は避妊手術を生後5ヶ月ごろに受けました。

日帰りの手術で麻酔も含めて$523.9でした。

術後にcheck-upをしてもらうための再診代は$67だったため、合計で$590.9かかりました。

その他診察代

その他に不注意で洗剤が愛犬の目に入ってしまったことがあり、病院に行きました。
初診の診察代と目薬の費用を含めて$257.1と1週間後に再診してもらった費用が$66で合計$323.1でした。

やはりペットの病院代はかなり費用がかかってきます。。。

アクセサリー・日用品

この中には色々な費用をまとめました。計算すると合計で$733ほどかかっていました。
・散歩に費用な首輪・ハーネスやリード
・寝るベッドやゲージ
・トイレトレーニングのためのトイレパッド
・おもちゃ
・食事用のボウル
・吠え防止の首輪

少しずつ買い足ししていたので、金額がおおよそですが、1匹で寂しくないようにとたくさん買い与えてました。(甘やかしすぎ?笑)

食事代とヘルスケア製品

年間の食事代はおやつも含めて$940使っていました。

特に子犬の頃はドライフードに加えて、消化しやすいようにウェットフードもあげていたので、初年度は高くなりました。トレーニングにも使えると思い、おやつも定期的に購入していました。

ヘルスケア製品としては、ノミなどを防ぐ薬代、歯の健康のためのおやつや歯磨き用品、爪切りやシャンプーなどが含まれます。大体ですが$300ほどかかっていました。

その他のサービス費

他にかかる費用としては、子犬の時に社交性を身につけるために、パピープレスクールへ通いました。
Vet主催の週1回の1ヶ月の計4回のコースでした。
費用は$110でした。

あとは住んでいるエリアの市役所に登録する必要があります。
私たちは避妊手術後に役所の登録料(Council registration fee)を支払いました。各エリアによって値段が異なります。

de-sexしている犬は割り引きがあり、1年間の登録料は$31.6でした。もし避妊・去勢していない場合は$100越えていたと思います。

あとは旅行に行く際に、犬を預けるのですが、その宿泊費用もかかっています。

長期で日本を帰国していたため$370近く支払っていました。

合計すると$508を支払っています。

初期費用のまとめ

私たちが最初の1年間で支払ったおよその費用は以下のグラフにまとめるとこんな感じです。

合計 $4,330

インターネットで調べると初期費用は平均でおよそ$3000-$6000かかるみたいです。

継続してかかる費用

初年度が一番コストはかかると思いますが、継続してかかる費用の詳細は以下の通りです。

・食費とおやつ
・医療費(年1回のワクチン接種、歯の健康チェック)
・ヘルスケア用品(毎月のノミやワーム用の薬、歯のケア用品、シャンプー)
・アクセサリー・日用品(おもちゃやリードの買い替え)
・その他サービス費(預け先の宿泊費、登録料)

我が家では2年目の費用としては年間で$1,575でした。

初年度に比べてかなり減りましたが、毎月、約$130ほどコストがかかっています。

まとめ

各家庭や犬種によって値段に差はでてきますが、ペットを飼うにはやはりある程度、費用はかかってくるため、きちんとコストを考慮した上で、ペット購入の検討をした方がいいと思います。
私たちの場合、愛犬がまだ若く健康でほとんど病院には行かないため、そこまでコストがかかっていない状況です。(何千ドルという治療費を払った友人もいました。)

また毛も短毛のため、定期的にグルーミングに行かずに済むため、その分の費用を抑えられているかなと思います。(シャンプーは自宅でしています。)

個人的に一番伝えたいことは、ペットは生き物であって家族だということです。

お金はもちろん、時間と手間がかかってきます。犬を飼い始めてから、近所のペットや動物関連のニュースが特に目につくようになりました。

チェックをしていると悲しい飼育環境で飼われていたり、安易に捨てたり虐待や飼育放棄されているペットの話がオーストラリアでも少なからずあります。

今もコロナの影響で多くの人達が自宅待機や自宅勤務のためにペット迎えているというニュースを見ましたが、コロナ収束後に多くのペットが飼育放棄されないかとても心配です。

動物は家族の一員であり、いらなくなったから捨てられる物ではありません!!!!

そのことをきちんと理解した上で、ペットを家族に迎え入れる検討をしてほしいと思います。

最後に私たちは愛犬を飼い始めてから、たくさんの幸せを愛犬からもらっています。

手間やお金がかかってきましたが、そんなデメリットよりメリットの方が大きいと感じています。

これからも大切に家族の一員として一緒に時間を過ごしたいと思っています。

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ABOUT ME
すしかな夫婦
すし(夫)とかな(妻)の日本人夫婦。2013年、ワーキングホリデーで渡豪。学生を経て、2019年に夫婦で永住権を取得。愛犬ココとクイーンズランド州の田舎で生活中。
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