こんにちは、かなです。
久しぶりの記事更新となります。
ブログをお休みしている間に、いろいろと挑戦をしていました。
その内の一つとして、オーストラリアで初めて体外受精に今年の11月に挑戦をしました。
日本語であまりオーストラリアの不妊治療について記事が見つけられなかったので、今後、不妊治療を検討されている方に少しでも参考になればと思います。
これまでの妊活に関する記事はこちらから読めます。
私たちの不妊治療のはじまり
前回の記事で書きましたが、私たちが妊活を始めたのは約4年前です。
その間に、オーストラリアで子宮筋腫の部分切除手術を経験しているため、4年間ずっと妊活できていたわけではありませんが、夫婦で妊活しようとお互い認識したのは4年前からになります。
また引っ越しもこの期間の間にしているため私たちが本格的に不妊治療と向き合ったのは去年2019年の7月からになります。
不妊治療クリニックに行くまでの流れ
本来であれば、不妊治療を検討している方は最初にGPへ行って相談するのが良いかと思いますが、私たちの場合、子宮筋腫の手術をしたため、この3年ほど定期的に産婦人科やホルモンの値が高すぎたため、内分泌科のスペシャリストに定期的に行っていました。
そのため、内分泌科のDrからの紹介で不妊治療専門のクリニックへ行くことになりました。
どちらにしても紹介状(Referral)が必要となります。
GPや他の専門医から紹介状をもらった上で、行きたいクリニックの予約を電話でしました。
オーストラリアのスペシャリストは予約がなかなか取りづらいため、初診であれば数ヶ月先になることもあるので余裕を持ってスケジュールを組んだほうがいいかもしれません。
いざ不妊治療クリニックへ!
私たちが通っているクリニックは通称QFGというQueensland fertility groupというところに通っています。
ここに決めた理由は、もともと通っていた内分泌科のDrがお薦めしてくれたからです。また職場の不妊治療を経験している同僚も通っていたということもあり、このクリニックにしました。
ちなみに現在住んでいるタウンズビルでは、不妊治療の専門クリニックはこのQFGと、Monash IVFの2つしかないため、あまり迷うことはありません(笑)
初診の内容は?
不妊治療で悩んでいる方であれば、男性不妊という言葉を聞いたことがあるかとおもいますが、不妊の原因は女性だけではないこともあります。
そのため、私たちは2人でクリニックへ行きました。
初診の流れとして、問診と不妊治療の種類や大まかな費用を担当のDrから話を聞いて、その後、2人とも検査を受ける必要があるため、ナースと面談をしました。
その時には過去の治療や妊活の状況も聞かれましたし、英語で質問項目を記入しなければいけないため、婦人科に関する専門用語などの知識が必要となってきます。
私たちはわからない単語がかなり多くて、その都度Google先生にお世話になりました😅
検査の内容は男性の場合、
- 血液検査
- 精液検査
女性の場合は
- 血液検査
- 子宮内のエコー検査
- 子宮卵管造影検査
を受けることになりました。
初診当日にできた検査はお互いの血液検査のみで、エコーや精液検査は後日予約となり、すべての検査を終了した後で、検査結果を聞くためにまたDrの予約を取る必要があったので、1〜2ヶ月そこで初診から時間を要したと思います。
血液検査は色んな項目が入っていましたが、オプションでチェックする項目があったので追加費用もかかりました。
費用はどのくらい?
私たちは永住権を取得しているため、メディケアを使っています。
診療代は多少カバーされるのと、エコー代はメディケアが使えますが、血液検査、精液検査、卵管造影検査は追加費用がかかっています。
私たちの場合は大体の金額が以下の通りでした。
- 初診代: $270
- 血液検査: 各$115 (合計$230)
- 精液検査: $153
- 卵管造営検査: $210
- 再診代(検査結果を聞く): $87
(この金額から多少メディケアで返金があったかもしれませんが、細かい金額は見つけられませんでした💦)
検査結果は?
すべての検査終了後、再診の予約をして、検査結果を聞きにいきました。
結果は…
『2人とも問題なし』
え?問題なし?
調べてみると日本でも検査で特定できない原因不明の不妊も10〜25%の割合であるようです。
(参照:公益社団法人 産婦人科医会より)
あえて言うならば、私の方でプロラクチンというホルモンの値が少し高めで多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)であることですが、内分泌科のDrには治療するほどではないと言われており、またPCOSの方でも妊娠に至っている人はいるので、不妊の原因とは言われませんでした。
男性不妊でもなく、不妊の原因の要因になるAMHの値もPCOSということもあり、数値は高め、また卵管造影の結果も詰まりはなく通っているとのことでした。
この後の治療について
検査結果を聞いたときに、Drに質問してみました。
『原因不明でもしDrが私たちの場合ならどうしますか?』
答えは
『卵管造影のあとはさらに通りが良くなって先6ヶ月はゴールデン期間だから、私なら自然でタイミングをとる』
とのことでした。
その回答を聞いて考えた結果、私たちはとりあえず自然でタイミング法をとることにしました。
結果としては妊娠には至りませんでした。。。
この半年の間に、目の手術もしたので、妊活を一時的にやめていたこともありますが・・・。
なので今年、2020年に入って再度、不妊治療のクリニックに通い始めることになります。
長くなるので、実際の不妊治療の体験談は次回の記事で更新します。
最後まで読んでくださりありがとうございました。