オーストラリア生活

目指せセカンドビザ!(ちょっとかわったファームジョブ編3)

こんにちは、すしです。前回、ファームで出会った、まさかの強敵の出現によって開墾王をあきらめたすしですが、
今日は僕がファームでやった他の仕事について書いてみたいと思います。(前回記事はこちら

生きるためにやるべきこと

僕の働いたファームは、できたてほやほやすぎて、事前にイメージしていた、ピッキングやパッキングといった仕事にはたどりつけませんでした。
それ以前に、そこで生きるためにやるべきことがたくさんあったからです。

・天敵からみんなを守る
オーナーの旦那さん不在時は僕が唯一の男でした。ある日体長2Mのヘビが生活域に現れ、覚悟をきめ前述のリーサルウェポンでひいひい言いながらなんとか退治。
あとで毒性のない大蛇だったことがわかり怒られる。泣きそうでした笑 僕の覚悟を返してくれ泣

・貯水タンクから必要な場所へ水を引く
ひたすら何十メートルも穴を掘る。自分はマシーンだと言い聞かせる。パイプを通して蛇口を設置。結局ぼくのいる間に水は通せず無念。。

・焼却場づくり
いや、むしろどでかいキャンプファイアー的な感じ。平地にレンガと石をぐるっと丸く積み上げ、直径10Mの輪っかを作る。その内側で燃やす。

・屋根、雨どいの掃除
枝や葉っぱがたまってしまうので、水がしっかり貯水タンクへながれるようにメンテナンス。水が貴重なのでとても大事!

・倉庫を改良する
棚を作ったり、壁面や屋根に断熱材をいれる。ほぼ作業が終わるころに断熱材が有害なのでマスクが必要だったと知る。いや、言うのおそいっすよ親方。


壁に貼り付けてある黄色いのが断熱材

・土砂崩れの復旧作業
僕たちが泊まっていた離れに大雨で土砂が入り込んでしまったので、土砂の撤去、掃除。
たまたま外泊してる日だったから助かったけど、洪水、土砂崩れはほんと怖い。


土砂が入ってしまったすしかなの泊まっていた離れ

・お風呂のリノベーションの下準備
のみと金づち、電動ドリルで壁面、床面のタイルをはがして表面を均等にならす。生まれてはじめて騒音防止のヘッドホンをつける。

他にもこまごましたことはたくさんありましたが、書ききれないのでこのあたりで(*^_^*)

ついに土づくり。と思ったら…

ファーム生活も後半に差し掛かり、ある日ようやく土づくりをするぞ!ということになり、旦那さんに連れられてきたのはまたしても森でした泣 またかー。
もはや僕の愛刀ともいえるの50㎝の剣を渡され、藪のなかに隠れ家のような10M²ほどのスポットを作りました。

オーナーさんは、「高級料理で使われるフィンガーライムという高級な果物を植えるんだ。盗みに来るやつがいるから隠さないといけない」という話を熱心にしていました。
天敵さんたちに囲まれ、すっかりすさんだ心になっていた僕には、どうみてもマリ◯ァナを育てる場所のようにしか思えませんでした笑

土を掘りおこし、石をよけ、それを何度も繰り返す。次にたい肥をいれ混ぜかえす。
全ては立派なマ◯ファナもといフィンガーライムのためだ(>_<)!!

※後日オーナーさんがフィンガーライムの苗を持ち帰ってきましたのであしからず笑

 

そして最後の2週間くらいは、オーナー家族用の菜園スペースを作ったり、花を植えたりもしました。
オレンジやマンゴーの木なども植えはじめ、ほんの少しはファームらしくなってきました。

 

こうして、ちょとかわった3カ月のファーム生活は終わりを迎えました。

いまごろ僕の植えた果物たちやフィンガーライムはどうなっているんだろう。少しは収穫できているといいな。

…そして今日も誰かがあの剣をブンブン振っていることでしょう笑

 

 

 

ABOUT ME
すしかな夫婦
すし(夫)とかな(妻)の日本人夫婦。2013年、ワーキングホリデーで渡豪。学生を経て、2019年に夫婦で永住権を取得。愛犬ココとクイーンズランド州の田舎で生活中。
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