オーストラリア生活

ホームステイあれこれ

こんにちは、すしです。今回はホームステイについて書いてみたいと思います。ゴールドコーストでの10ヶ月間のホームステイはすしかなにとってとても素敵な思い出になっています。

アタリとハズレ。

ホームステイですが、はっきり言いましょう。アタリとハズレがあります!しかもその差はかなり大きいです。
僕達は留学エージェントを使ってホームステイの手配をしました。同じエージェントでしたが、僕は超大アタリ!かなは小ハズレでした。がーん泣

学生からのフィードバックがあるので、あまりにホストファミリーの対応がひどいと除名されてしまいますが、やはりホストファミリーも人間なので価値観や経済状況、学生を受け入れる目的なども違います。
人によってはカップラーメンばかり出されたり、部屋が汚かったり、コミュニケーションをとってくれないなどハズレ要素はさまざまです。

神様、仏様、ホストマザー様。

僕のホストマザーは本当に親切な人で、着いた初日からすしかなをサポートしてくれました。(前回の私達がオーストラリアに移住したいと決意した理由はこちら)。着いてすぐゴールドコーストの案内、初日は学校まで送り迎えから始まり、英語やオーストラリアについてなんでも教えてくれえるのはもちろん、休みの日は観光地やアウトレットまで連れていってくれました。
すしかなが初めて車を買った時には購入のアドバイス、自動車保険会社との交渉、修理会社の紹介をしてくれました。お料理はめっちゃおいしいし、たまに一緒にワインまで飲ませてくれたりしました。学校まで通うために自転車を貸してくれるだけでなく、あるときは愛車のBMWを貸してくれるほど笑
当時、ほぼペーパードライバーだった僕は手が震えたのを覚えています笑

すしかなの初めての結婚記念日にはホテルの予約のお手伝いをしてくれたうえにプレゼントもくれました。本当に素敵な記念日になりました。
そして、当初のホームステイの予定は4週間でしたが、僕たちを気にかけてくれて、4週間が過ぎた後、結局かなも一緒に住ませてくれることになりました。
極めつけは、離れ(グラニーフラット)を改装してキッチンを付け、冷蔵庫、ダイニングセット、ソファー、TVを買いそろえ格安で住ませてくれました。これ全部ホントの話です。

えっ( ゚Д゚)? 神さま? そうです、神さまなのです。こんなにいい人いませんて。。

離れのリビングダイニングキッチンの写真。

ホストファミリーとのいい関係の作り方。

僕が思う一番の方法とは、ホストファミリーのことを大切にすることだと思います。つまり、相手の大事にしているものやされたくないことなどを理解し、尊重することです。
オーストラリアは多民族国家です。価値観や宗教などに違いにより、日本では(自分的には)常識だと思っていることが、それぞれのファミリーにとっては常識ではないことが普通にあります。
ホームステイの場合、家庭ごとにハウスルールがあるのでそれを守ることはとても大事です。ホストファミリーも生活をしている人間なのですから、気持ちよく一緒に生活したいですよね!

例えば、みんなが寝ている時間に大きな声で電話をしたり、部屋をきたなく使ったり、お肉を食べない家庭で肉を調理したりするのはどうでしょうか。あるあるネタとしては水道光熱費の高いオーストラリアで電気をつけっぱなしにしたりシャワーを何十分も使うことです。自分がホストファミリーの立場になれば、どう感じるかは想像がつくと思います。ファミリーの生活も大切にしましょう!

もう一つの方法は、コミュニケーションをなるべくとることだと思います。最初はどうしてもしてもらうことが多くなりますが、しっかりと感謝の気持ちを伝えるのはとても大事だと思います。
また、会話をすることで自分がどういう人間なのか、何を考えているのかを伝える事は大切です。同じようにホストファミリーはどういったものが好きであるとか、何に興味があるのか、たあいのない会話をすることで距離は案外縮まるものです。

ちなみに、英語のうまさは関係ないと思います。それはうまければうまいほどいいでしょうが、TOEIC276点の暗黒時代のすしでもできたのでなんとかなるものです笑 (そもそも英語を勉強しに来る学生の受け入れをしているのですから英語できなくて当たり前です!)。
僕の友達はホストファミリーとWiiで一緒に遊んだり、バーベキューをしたり、サーフィンしたり、釣りにいったりと様々な方法でコミュニケーションをとっていました。
話せないからと、自分のカラにこもってしまうよりは下手な英語で話しましょう。たくさん恥をかきましょう!きっといい方向にすすみますよ(^.^)

ホストマザーはオーストラリアのお母さん。

実際に僕達ができた事といえば本当にちいさなことばかりでした。
一緒に朝の散歩に行ったり、夕飯の時や食後になるべく会話をしたり、ちゃんとお礼を伝えたり、日本の料理をつくって食べてもらったり(一番のヒットは照り焼きチキン!)、家にできた蜂の巣をとったり(意外にいけました笑)、英語のまったくできない日本人学生が来た時に通訳したりと、本当にちょっとしたことだけでした。

蜂の巣を駆除するすし。


それでもホストマザーは喜んでくれました。英語が得意ではない僕に、母国語以外を学ぶのはそれだけで尊敬すべきことだと言ってくれました。
すこしづつ会話の内容も増え、日本の話、家族の話、仕事の話、将来の話、たくさんの事を話しました。
彼女に出会っていなければ、オーストラリアに住む決断はしていなかったと言えるくらい大きく影響をうけました。
そして彼女とは今でも連絡をとり、いい関係を築けています。すしかなは彼女をオーストラリアのお母さんだと思っています。

チャンス!

これからホームステイする人も、している最中の人も、アタリハズレはあるにせよ、自分次第でホームステイを楽しく過ごせたり、ファミリーと素敵な友人になれるチャンスがあるかもしれません!
僕の友人はホームステイ中に同じくステイしていたスイスからきていた学生と運命的な出会いをし、その後結婚しました。そんなことあるんですね~
外国に来るということはいろんな意味でタフですが、日本では出会えないたくさんのチャンスが転がっているように思います。ホームステイもその一つ。せっかくなのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか(^^)?

ABOUT ME
すしかな夫婦
すし(夫)とかな(妻)の日本人夫婦。2013年、ワーキングホリデーで渡豪。学生を経て、2019年に夫婦で永住権を取得。愛犬ココとクイーンズランド州の田舎で生活中。
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