こんにちは、すしです。
今日は、日本の運転免許証を持っている方が、それを活かしてオーストラリアで車を運転するための、3種類の方法をご紹介しようと思います。
1、日本で国際運転免許証をゲットして運転する
2、日本の免許証を英訳してもらった書類をゲットして運転する
3、上記書類を使ってオーストラリアの運転免許証をゲットして運転する
もちろん、いちからオーストラリアで運転試験をうけて運転免許を取ることも可能ですが、ここでは割愛します(‘ω’)
国際運転免許証をとる
正確には国外運転免許証(International Driving Permit)といいます。
2019年3月現在、ジュネーブ条約を締結しているオーストラリアを含めた108の国と地域で有効です。
(警視庁ページはこちら)
申請は、住んでいる都道府県の
・警察署の運転免許課
・運転免許センター
・運転免許試験場
で受け付けています。
必要書類は
・日本の運転免許証
・パスポートなど、渡航を証明するもの
・6ヶ月以内にとられた5cm×4cmの顔写真(パスポート用写真サイズより大きいのでサイズに注意)
・以前取得した国外運転免許証があればそれも
申請手数料は¥2350です。それと写真費用ですね。
有効期限は1年間です。有効期間内で、国外運転免許証が使える国であれば、何度でも何カ国でも同じ免許証で運転できます。
何か国か短期間で回る予定のみなさんにはピッタリですね!
※ただし、オーストラリアでは州によって、3ヶ月以上滞在する場合にはオーストラリアの運転免許証が必要になりますのでご注意ください!
各州ごとの国外運転免許が使える期間や、オーストラリアの運転免許証への書き換え方法は下の記事をどうぞ。
ちなみに代理申請も可能
自分がすでにオーストラリアにいる場合、日本にいる家族や友達などにお願いして代理申請することも可能です。
ただし、代理申請する場合、やや手間がかかるので(パスポートの空欄のページも含めて、全ページコピーとかあります(-_-))、事前に自分でやるほうが簡単です。
代理人申請の方法。警視庁ページはこちら。
日本の免許を英訳してもらう
オーストラリアでは、英語表記の運転免許証を持っていれば、短期滞在者は自国発行の免許証で運転することができます。(アメリカやイギリスなど)しかし、日本の免許証は英語に翻訳してもらう必要があります。
やり方としては、NAATI※資格のある人に、翻訳依頼をします。
免許証の画像データを送り、その運転免許証が日本で発行された正式なものであることや、運転できる車の種類や有効期限などを翻訳、保証してもらいます。
ちなみにNAATI資格を持つ人達をかかえるほとんどの翻訳会社は、多くの言語に対応しているため、ホームページは英語で記載されていますが、
日本語で「NAATI 運転免許 翻訳」と検索すると、日本人経営のところも出てきますので、そちらでももちろん大丈夫です。
だいたい$70~で、2~3営業日ほどで発送してもらえます。
依頼する際の注意点としては、データ納品ではなく、原本を取り寄せることです。その書類の中にはスタンプやサインなどが含まれ、提示を求められる際には、原本が求められるからです。
運転する際には、翻訳された原本と、日本の運転免許証の両方を携帯しましょう(^_^)
※National Accreditation Authority for Translators and Interpretersの略称。オーストラリア政府所有の会社で、指定の教育を受け、資格を取得した人が所属。公式文書の翻訳や証明、通訳などをする。
翻訳された書類を使ってオーストラリアの免許証をとる
日本の運転免許証があれば、下の書類をそろえて、各州ごとの条件を満たせば、オーストラリアの運転免許証を取得することができます(^.^)
・日本の運転免許証
・前述のNAATIに翻訳してもらった原本
・必要な分の身分証明(住所が確認できる書類、パスポート、学生証、クレジットカードなど。必要な種類、数を満たすこと)
以上の書類をそろえ、最寄りの交通局で申請しましょう。その場で仮の証明書を発行してくれ、原本は2週間以内に郵送されます。(申請したその日から運転できます)
オーストラリアでは州によって上記以外の必要条件が異なるので、必ず事前に確認してください。健康状態の確認や、知識テスト、実技試験が求められる州などもあります!
詳しくは下の記事をどうぞ。
手間はかかりますが、一度オーストラリアの運転免許証をとってしまえば、色々と便利になります。例えば、運転免許証が身分証明(ID)になるので、常にパスポートを持ち歩かなくてすみます。
タバコの購入や、お酒を提供する店へ入る際などに提示を求められるのはもちろん、なにか契約をしたり、申請をしたりするときにIDが必要になるので、オーストラリアの運転免許証があるととても便利です。
※ちなみに、免許取得後、他州へ引っ越した場合、引っ越し先の州への運転免許証の切り替えが必要です。
まとめ
・短期の旅行であれば、国外運転免許証を日本でとってから渡豪するのが良いかと思います。
・短期で国外運転免許証をとらずに渡豪していて、なおかつ日本の運転免許証が手元にある場合にはNAATIで翻訳してもらうのが良いです。
・一つの州で長期滞在を予定している、パスポートをずっと持ち歩きたくないという人は、オーストラリアの運転免許証をとるのがオススメです。
滞在期間と、何をしたいかに合わせて、どの方法にするかを検討してみるといいのではないでしょうか(^.^)
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