オーストラリア生活

メルボルンで運転する方必見!フックターンのやり方。

こんにちは、すしです。今日は、メルボルンで運転する方は知っておく必要がある、“フックターン”について書いてみたいと思います。
メルボルンで運転したことのある方なら、一番最初に見た時、「なにこれ!?」となったであろう、CBD内で見られる例のやつです(^.^)

フックターンとは

フックターンとは、ビクトリア州、メルボルンの中心部でみられる右折時のルールです。日本の原付の二段階右折のような感じですね。
世界最長のトラム(路面電車。日本の都電のようなもの)路線距離をほこるメルボルン。そこら中にトラムが走る街で、安全に、そして効率よくトラムと車が走るために採用されています。

フックターンはトラムが走っている道路(トラムは走行車線と対向車線の間に走っています)で、片側2車線ある道路の一部で必要になってきます。
トラムが走っていても、標識がない交差点では通常通り右折が可能です(^.^)

フックターンの仕方

それでは、実際にフックターンを使うケースを想定してみましょう。
メルボルンCBD(Central business district。中心街)または、South Melbourneなどのトラムの走っている道で、下の標識がでてきます。


この先の交差点で右折したければフックターンをしましょうという標識。

この先の説明は文章ではなかなか難しいのでまずはこちらの動画をご覧ください笑

なんとなく動きはわかりましたでしょうか(^.^)?
さて、右折したい交差点の前に上記の標識を見つけたら、左車線へと移動しましょう。
左車線に寄ったのち、走行中の車線の信号が青の間に、交差点に進入し、すこし左に寄った所定の位置で停車し、
右手90°に見える右折方向の信号を見ながら右折に備えましょう。
場所によっては、右折待ちをする先頭の位置に、白線がひいてある場合もあります。

右手の右折方向の信号が青になったのを確認して右折を開始しましょう(‘ω’)

自分が右折の3台目以降の場合

フックターンで自分の車が右折待ち3台目以降の場合はまわりの状況をよくみましょう

自分の前の2台の交差点への進入の具合(自分の車のスペースが交差点内にどれだけあるか)、対向車線からのフックターンの台数、
また、交差点の大きさにもよりますが、両方向からのフックターンの進入台数が多すぎて、交差点内で身動きがとれなくなることがあります( 一一)

微妙なところだったら無理せずに、安全を優先してくださいね(*´ω`)

3台目として右折する場合には、前方との車間を詰めて信号待ちをして、他の車に自分は右折待ちであることをアピールしましょう。
車間を開けすぎていたり、遅れて発車した場合、左手から直進の車両が出てきて、交差点内で身動きが取れなくなってしまいかねません。
個人的には、自分の車が4台目以降の場合は、次の青信号を待つか、直進して次の交差点で右折するかと思います。(メルボルンCBD内は100~200Mごとに交差点があるので。)

フックターンの注意点

一番気を付けるべきなのは、信号の変わり際と変わった直後です。

自分が右折の先頭の時は、信号を見ながらも、背後から信号の変わり際に突っ込んでくる直進の車両、交差点内にいるトラムの存在に気を付けましょう
自分が信号の変わりかけで交差点に進入していくときには、右折待ちの車の動きに注意しましょう。せっかちなドライバーが早めに動くのをたまに見かけます。

 

ちなみにフックターンの信号の切りかわる直前・直後に起きた事故を僕は今までに3回目撃しています。

特にトラムにぶつけてしまうと高額の賠償金が発生するらしいので、右折する際は確認をしっかりしましょう!(僕含め知り合いでぶつけた人はまだいません)

まとめ

メルボルンCBDでは交通量が多く、また、トラムだけでなく、横断歩道をわたる歩行者も多いです。
フックターンをはじめ、右折禁止、進入禁止、一方通行なども多くあり、初めて運転する方には若干ハードルが高めです。

焦らずにゆっくり運転することと、道を間違えてもすぐに次の交差点が出てくるので「いずれはたどり着ける笑」というくらいの気持ちで運転してもいいかもしれません(*´ω`)

参照
(https://i.ytimg.com/vi/MmuQrqH_zDU/hqdefault.jpg)
(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/73/D2_5001_%28Melbourne_tram%29_in_Elizabeth_St_on_route_19_to_City_in_PTV_livery%2C_December_2013.jpg)

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ABOUT ME
すしかな夫婦
すし(夫)とかな(妻)の日本人夫婦。2013年、ワーキングホリデーで渡豪。学生を経て、2019年に夫婦で永住権を取得。愛犬ココとクイーンズランド州の田舎で生活中。
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