こんにちは、すしです。今日は、オーストラリアで家を買いたいと思った時に最初にすべきことについて書いてみます。
家の購入を考え始めてから、僕達夫婦はほんとうに右往左往してきました。知識や情報がなかったことはもちろん、なにからすればいいかわからなかったのが原因でした。
そこで、いま振り返ってみて、こんな情報やアドバイスがあれば良かったなと思うことについて、何回かに分けて書いていきたいと思います。
第1回目は、こんなことから?って感じかもしれませんが、やってみる意外と良かったので最初にすることを書いてみたいと思います。
毎月払ってる家賃と同じ金額で自分たちの家買えるじゃん!といって近所の家を買う前に、是非とも一度立ち止まって、以下の事を検討されるといいかと思います(^.^)
それでは見ていきましょう!
将来どうなっていたいか考えてみる
まずは、自分(達)が将来どうなっていたいかを考えます。家の購入は、自分たちの生活を楽しくするものの一つだと僕は考えているので、先に目指したい方向を決めるのが重要かなと思います。
目指すべきゴールが見つかると、今現在欲しい!と思っていた家と、長い目で見て必要な家が違ったりするかもしれません。
海の近くに住みたいな。シティに近いところがいいな。あったかい地域がいいな。もしくは日本との行き来の生活をしたいな。ローンに追われる生活はいやだな。
そういったざっくりしたことや、仕事はこんなキャリアを築きたいな。子供は何人欲しいな。子供にこんな教育を受けさせたいな。のような少し具体的なことなども考えるといいかと思います。
毎日の生活に追われていると、普段はこういったことを考えませんが、長期の目標をもてるとそれに応じた物件にしぼっていけるようになります。
また、話していくとやりたいことが出てきたり、新たな目標が見つかったりするので僕たちもやってよかったなと思っています。
僕達の場合は、子供もこれからできるかわからず、将来どこにどんな大きさの家に住むのかも決めきれなかったので、
最終的には「将来多くの選択肢を持っていたい!」と思い、投資物件を先に買うという目標になりました。(15~20年後に毎年$100,000の家賃収入を目指したいと考えています)
現在地の確認
次は今の立ち位置の確認です。避けてきた方もいるでしょう、そうです、家計簿です(^.^) ずっと面倒くさそうでやってこなかった僕でしたが、いざ始めてみると無料のアプリがいくつもあって、銀行口座に連動できるので、意外と簡単に支出の管理ができます。
自分(達)の収入、支出、貯金、数か月でも構いませんが、1年程やれると年に1度の出費ももれなく計算できるのでより正確かなと思います。
なにがいいのかというと、自分が何にお金をいくら使っているかを知れることです。それにより、自分の消費傾向や健全性を知ることができ、その結果をふまえて使い道を変えたり、節約したり、計画的に貯金をしたりできるようになります。
頭金を貯めながら現在地を確認していくと良いかと思います。
その時やるのがオススメなのが、First Home Super Saver Scheme(FHSSS)の活用です。これははじめての家を購入する人向けの政府の減税サポートです。給料から税引きされる前にスーパーアニュエーションに入れることで節税になるといったものです。
1人あたり利用できるのが最大年間$15,000、トータル$30,000まで可能です。
上限の$30,000までFHSSSを利用した場合、約$5,000の節税になります。
たとえば税引き前収入が$60,000ドルの人が年間$10,000FHSSSを利用した場合、手取りは一時的に減りますが($50,000)、仮に3年間続けた場合、同じ収入なのに、FHSSSを利用しなかった場合に比べ約$5,000得します。夫婦でやれば$10,000です。これはすごい!
ATOサイトはこちら
FHSSSを簡単に計算できるサイトはこちら
5年プランを作る
続いては、今後5年分の収支予想の表を作ってみましょう。
今の収入、生活費、家族プラン、学費、引越しや車の買い替え、親の介護など、大きな出費の予定などを入れていくとより具体的にイメージできるようになります。
最初僕は、数十年先のプランまでたてようとして挫折しました。不確定な要素がありすぎてできませんでした。当たり前ですよね笑
5年分のプランまで作れたら、かなり具体的に現在地と、近い未来の状況がわかってきます。どのくらいでいくらの頭金が貯められそうか、毎月いくらローンを払っていけそうかイメージができてきます。
まとめ
僕がぐるぐると悩んで気づいたのは、家とは楽しく生きるためのツールだということです。
つまり、自分が楽しいと感じられる生活を支えてくれる大切なものであり、そして、同時に自分たちの将来にむけての大きな投資としての面もあるということです。
自分の理想とする生活を実現するために、自分のライフスタイルや目的、利便性のある地域選びが大切です。
それと同時に、いくらのローンを組むかというのは同じくらい大切です。
ギリギリのローンを組んで理想に近い家を手に入れるか、70点の家で余裕を持ったローンを組んでリスクを抑え早めに返済をするか、50点の家を選んで仕事の負担をなるべく減らしてプライベートを充実させるか。
現在地や将来の目標、そしてこれからの出費が予想できていれば、自分たちに合う物件がさらにしぼれます。
そういった、自分が気持ちよく快適に住むための家以外にも、投資用の家。もしくは最初は自分で住んで、のちのち売るなど、目的や人生プランによっても自分にあった家はかわってきます。
次回以降で、さらに検討したほうがいいことを書いていきたいと思います。基本的にはリスクはできるだけ避けて、将来少しでも家の価値が高くなりそうな家を買うことが大切です。
汗水たらして働いた(古いですかね笑)大切なお金を使うなら、なるべく損するリスクを減らして、価値が上がるほうが嬉しいですからね!
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