オーストラリア生活

ワーホリ中に必ず悩む4つのこと

こんにちは、すしです。今日は僕が思う、”ワーホリ中に必ず悩む4つのこと”について書いてみたいと思います。
おそらくワーホリに来ている、来たことのあるみなさんも、同じことで悩んだことがあるのではないでしょうか?

英語ができない

まずはこれでしょう。海外生活でだれしもぶつかる壁です。そうです、英語ができない問題です。
もちろん個人個人のレベルによりますが、恐怖のTOEIC276点で渡豪した僕にはヒジョ―に大きな悩みでした(あ、いまだにです泣)。
相手の言っていることがわからない、自分が言いたいことが伝えられないストレスは本当に大きくて、日本で感じたことのないタイプのものでした。

日本にいたころは、1~2年も海外にいれば英語なんてペラペラでしょ?みたいなイメージがあったので、現実との差が大きすぎてほんとに悩んだり焦ったりしました。

4か月間語学学校に通って必死に勉強したのに、一歩教室をでると、ネイティブの会話にまったくついていけなかったという悲しい事実を、きっと生涯忘れることはないでしょう泣
そして、少しずつ上達しているのを感じられるものの、もれなく次の壁が待っています笑 そうです、ネバーエンドです。

これからワーホリを考えているみなさん。ワーホリする人にとって、レベルに関わらず、英語の悩みはセットでついてくると思ってください(^.^)

お金がたりない

日本から仕事を辞めて(もしくは学生中に)オーストラリアに来るので、当然収入はありません。というか最初は支出オンリーです。
節約生活をどれだけ頑張っても、収入がないのでお金はどんどん減っていきます。

そして、仕事をし始めても、ワーホリの限られた期間に勉強したり、いろいろな都市にいったり、車を買ったり、観光をしたり、美味しいものを食べたりと、いろんなことを楽しむためにはやっぱりお金が必要です。

あれもしたいこれもしたい、あそこに行きたいあれを食べたい、、、お金たりなーーい!!笑

僕達夫婦はワーホリ1年目、ファームを終え、ゴールドコーストからメルボルンまでプチラウンドしたあと、一時貯金が20ドルほどになってしまったこともありました笑

車のトラブルでお金がポーンと消えていったり、思うように稼げないといったこともワーホリあるあるですね。

そして、かなはワーホリの後に2年間学校にいったので、その学費、ビザ代、保険料、その後も永住権獲得までの間にいくらお金が消えていったことか。。。。

お金の悩はつきませんね~~(*´Д`)

やりたい仕事ができない

当然ですがワーホリは、現地人に比べていい仕事が見つかりにくいです。日本でも外国人が仕事をもらいにくいのはイメージできるのではないでしょうか。
英語が得意でない人はハンデが大きいのはもちろん、ワーホリの場合、制度的に同じ職場、ポジションで半年以上働けないので、実力があったとしても採用する側もなかなか雇いづらかったりします。

結局は、一部の専門的な経験がある場合をのぞき、基本的に半年程度で入れ替え可能なポジション(結果的に低賃金が多い)のアルバイトしか見つからないのがほとんどです。

僕の場合、英語力がないのが一番の原因だったと思いますが、日本での経験はまったく生かせませんでした。それでも、①生きていくため、②目標だった永住権のために企業スポンサーを得るため、お金とビザの可能性を求め何度も何度も転職をしました。

最初はとにかく食べていかなくてはいけなかったので、いろいろな仕事をしました。そして、次にやってみたかったり、ビザにつながりそうな仕事を得るために自分で小さなビジネスを始めたり、資格をとったりしました。
スポンサーをしているという話を聞きつけては話をしに行き、転職し、可能性がなくなればまた転職をしてを繰り返しました。

転職しまくった結果、今の仕事はオーストラリアに来て23個目の仕事です。まったく盛ってません笑 ちなみに直前の仕事はアドミンで、最新の仕事は大型トラックの運転手です。

今では永住権も取れ、自分の望む仕事や働き方、条件を多少選べるようになってきましたが、やはりワーホリ中は、たとえ実力があったとしても、自分がやりたい仕事を望む条件でできるケースは少ないのではと思います。

生活の大きなウェイトを占める仕事は、ワーホリをする上での大きな悩みの一つだと言えると思います。

将来への不安

これが僕が抱えていた一番大きな悩みでした。むしろワーホリ準備中の日本にいる時からずーーーーーっと不安でした。
6年越しで永住権を申請した時に、ここまで頑張れたんだから、永住権がとれなくて日本に帰ったとしても二人ならやっていけるはず!と思えたあの日まで、将来への不安は消えませんでした。

もともとワーホリにきたのは、英語を仕事として使えるようになって、日本に帰ってキャリアアップすることが一番の目的だったので、
自分の英語は思ったように伸びないし、日本に帰ってファームの経験を活かせるわけでもないし、それこそ日本で再就職できないのではないかと不安でしかたありませんでした。

日本ではけっこうグレーな企業で働いていたこともあり、あの環境に戻ることを考えたら想像しただけでぞっとしました。
今でこそ、ある程度英語も使えるようになり、色々と経験も積んできたので、それなりに仕事を見つけられるのではないかと思いますが、当時は正直いって、俺詰んでるわーーという感じでした。(←基本ネガティブ思考なんです)

ただ、僕達が見送っていった人達はみんなそれぞれいろいろな生き方をしています。日本で就職している人もたくさんいるし、アルバイトをしている人、地方に移住した人、民泊をやっている人、ビジネスを始めた人、海外放浪にでた人、国際結婚した人などなど。なんだかみんな楽しそうです。

今思えば、就職しかない!と自分で真っ先に道を狭めるよりも、経験ややりたいことをふまえて検討してもよかったんだなと思います。

ワーホリに来る全員、いつか必ずワーホリ最後の日がきます。
僕たち夫婦はオーストラリアに住むことを選びました。きっとみんな同じようにいろいろ悩んで迷って進んでいったのだと思います。

最近、僕達と同じように夫婦でワーホリに来ていて、ラウンド中の方にお会いしたのですが、将来を真剣に考えながら、それでいて自分たちの将来をとても楽しみにしているのを見て、とっても素敵だなと思いました。

まとめ

僕の場合、ワーホリの2年間を通して、英語、お金、仕事、そして将来のことを真剣に悩んで、考え、妻と話し合い、二人でその時のベストを選んで行動してきたことで、すこしは成長できたと思います。

日本では、ワーホリに対して良いイメージも悪いイメージもあると思います。
ワーホリ制度の利用の仕方はそれぞれですが、こういった悩みや不安と向き合い、乗り越えたり時にはボロボロにやられたりしながら自分の人生と向き合っていくことができるのは、ワーホリの大きな魅力なのではないでしょうか。

そして、悩んで悩んで選んで行動していった先には、きっと自分からチャレンジして壁にぶつからなかったら想像もできなかったような成長した自分がいるかもしれませんね(#^.^#)

この記事がすこしでも、ワーホリ・海外留学中や、検討中のかたがたの参考になれたならとても嬉しいです。

あわせて読みたい記事
ABOUT ME
すしかな夫婦
すし(夫)とかな(妻)の日本人夫婦。2013年、ワーキングホリデーで渡豪。学生を経て、2019年に夫婦で永住権を取得。愛犬ココとクイーンズランド州の田舎で生活中。
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。